「林住期」という言葉すら知らなかった私。
(これがあるから「特ダネ!」は外せない。)

古来インドには人生を四つの時期に分ける「四住期」という考え方、もしくは教えがある。最初の学生期(がくしょうき)は師のもとでヴェーダ(バラモン教の聖典)の学習を行う。これを終えると自立して職業に就き、一家の主として妻子を養う家住期(かじゅうき)に入る。次の林住期(りんじゅうき)が興味深いのだが、孫が生まれる頃になったら、すべての財産を捨てて森林に住むのである。自然と向き合って、自分自身に人生を静かに見つめ直す時期と言うべきであろうか。そして最後の遊行期(ゆぎょうき)には、あらゆる執着を捨て去り、解脱を願ってただ独り遊行せよと説く。(岩波文庫『マヌの法典』)


人生を100年と考え、その四分割をそれぞれ学生期、
家住期、林住期、遊行期として捕え、50〜75歳に対応
する林住期に焦点を当て、林住期は再出発ではなく、
これまでの経験を土台にしたジャンプであると五木氏は言う。
           (happyfun120さんのレビューより)

寿命は確かに著しく延びたが
経済的、その他もろもろで
彼のように林住期にジャンプできる人が
どれ位いるだろうか。
考え方としてそうありたいとは思うが・・・。

本自体も読んでみたいと思ったけれど、
五木さんのインタビューの言葉が心に残った。

登山というのは頂上目指して必死で登ってゆき、
頂上を制した時が終わりではなく
下山した時点で完成であると。

頂上を目指しているときには、
上ばかり見ていて周りのことには気が付かない。
下山する時に、足元の花や景色に気が付くと。

だから林住期は大事であり素晴らしいと。
(だったかな、録画して無いのであやふや)

ここで、はたっと気が付いた。
あたいは多分、登っている時からよそ見ばっかりしてて
止まってばかりいるから頂上に届かない。
きっとそのまま元来た道をぽつぽつ降りるんだなと。
まっ、それもまたよきかな・・・。
こんな私にだって林住期はあるだろうから。

よし、今日は「林住期」を覚えた、えらい!

コメント

華麗なる猪子
華麗なる猪子
2007年6月27日23:31

ジレーさま
こんBANBANG!
ジレーさんのPLAYBACK、凄いですよ
録画もなしで、カンペキです・・VVVVVV
私も五木さんの一言一言が染み入るように入ってきました
あんな、いぶし銀に輝く75歳、あるんですね、
年を取るのが怖くなくなります。
50〜75歳を「素晴らしい時間だった」と言える人生って
最上最高だろうなぁ・・・
やがて来る林住期、そんな風に生きたい!!

ところで、ジレーさんがジュルっとなった
女性自身さんには、どんなタクさまが?
まだノーチェックなので、おせーてくださぁい***

ジレー
ジレー
2007年6月28日0:55

えぇ〜っ、華麗なる猪子しゃま、
まさかご存知ないとは・・・
私も火曜日に本屋に行けなくて
今日(昨日か)近所の結構大きめの本屋で
探しましたが・・・売り切れておりました。
ちょっと小さめの本屋は見事にあるべきところが
空になっていました。
で、大穴でスーパーの雑誌棚でGETしました。(最後の1冊)
えっとね、HERO試写会の応募シールが付いてます。
ジュルッのお写真は
片面8割大のドアップで
煙草を指に挟んで、めちゃめちゃ憂いを含んだ
あの、あの、すんばらし〜ぃお目めでごじゃりますぅ〜!
前髪がね、いい感じで、ほんと剣士のよう。

ぜひ、ぜひ明日、GETしてくださいな。
表紙もちょっと可愛いめのくりゅうたんです。
やべ、夜中にまた興奮しちまってぃ!(笑)

有難うございました。

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