「早苗に謝れ！」

2007年2月5日 smap

は木村さんのお顔でした。
あのシーンには間違いなく木村拓哉が生きておりました。

西田さんの車を見送る鉄平。
切ない、切ない、切ない。
静かに響く…Desperado ♪…

「子供の役に立てるというのは親にとっては一番の喜びだから。」
裏でどす黒く進行しているもう1人の父親の陰謀を暗示しつつ、
強烈なアンチテーゼにこの台詞をもってくる。
ベタでオーソドックスだけど
この作品、ここでの役割、役者の力で
見事に印象付けた秀逸なシーンだったと思います。

鉄平の
「こういうやり方は本意ではない。しかし事実救われた。
実の父親が自分を苦しめているのに、
この義理の父は病気を押してでも自分のために動いてくれる。
感謝してもしきれない思い・・・etc」
刺すように痛い心に響くDesperado ♪…
何度見ても泣けます。
これから何回泣かされるのか・・・。

まだ2回なんだけど
木村拓哉ファンの琴線に触れるシーンに流されるのか。
そんなことも考えてみたりした。
終わる頃にはDesperado ♪が流れるだけで
泣けたりなんかして…

行き着く先に光が無いことが分かっているだけに
辛い、辛い、辛い。
こんな木村拓哉を最後まで見届けられるのだろうか。
でも綺麗でした。
どのカットもカメラマンの愛情が感じられる
美しい木村拓哉でした。

逆に
「そこまで言うか！」の高須相子になってみたいという
悪魔のささやきがどこかで聞こえます。
あの大介のようにwetなところが微塵も無い、
乾いた憎たらしさが小気味いい。（笑）
鈴木京香さんいい役どころですよね。

しっかし疲れるドラマ！
今日がスマスマの日で良かった。
月曜で回復して次に備えないと。（どんなドラマや！）