知らないということ。

2007年1月9日 smap

同じ敷地内の私の実家に
両親が他界してから1人で住む姉は、
6年前に食道癌の手術をしてから
季節の変わり目毎に”うつ”症状を繰り返しています。

無意識に言い続けていた「頑張れ」という言葉を
3年前から私は使わなくなりました。
それ以来少し彼女の症状が軽くなった気がします。

知らないということは
人の身体にまで影響することが
本当にあるのです。

今この時期に、しかも年初特番で
賛否あったでしょうにこの企画を持ってきた
SXSのSTAFの”男前さ”に拍手です。
剛はまた「パンドラの箱」を開けてしまったのでしょうか。
うまい言葉で言い表せないジレンマの
苦渋の表情が痛いです。

あの場にいた子供たちは
何を感じてくれたでしょうか。
ためらいもなく手を挙げていじめられる理由を言う子供達。
「いじめられた」より「いじめた」ほうが多いという生の数字。

「人と違う」「問題がある」＝いじめられてもしょうがない

このイコールを大人が外してやらなければ・・・。

知らないから言える。
知らないから出来る。

今頂点にあるSMAP、
そのSMAPのバラエティ番組スマスマ。
影響力はあると思われます。
1人でも気付いて改善されれば
昨夜のon airは意味の有るものになるでしょう。
完成度の高いものでなくていいんです。
いいのかこんなんで・・と思う人も沢山いたでしょう。

守りに入らないSMAP、
見え隠れする中居正広の使命感、男気。
誇りに思います。

でも・・ごめんなさい。
軟弱者の私は
正直少し・・・疲れた。